騒音のない世界で本を読む

児童文学好きの読書日記

わたしも眠れないのぉおおお

あたし、ねむれないの 

カイ・ベックマン作 ペール・ベックマン絵

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図書館で「あたし、ねむれないの」という絵本を見つけて、速攻借りた。

私のことやん。って思って。

デフォ不眠症な私。

「あたし、ねむれないのぉおおおおお!!!!」と叫びたいくらい眠れない。

 

              

 

リーセンはお人形がないと眠れないから

おかあさんを呼んでお人形を持ってきてと言う。

「お人形がいないとねむれない。」

 

私はお人形がそばにあったら存在が気になって余計に眠れなくなるから

お人形持ってきてとは言わないけど(一人暮らしだし)

「眠れないの、毎晩眠れなくて辛いのぉ。」って誰かに言いたい。

言ったところで眠れるわけじゃないけど言いたい。

 

リーセンのお人形は、くまがいないとねむれないと言う。

くまは、いぬがいないと眠れないと・・・

いぬは・・・・。                        

 

みんなどれだけさびしん坊なんだか。

ぼっち好きな私にはよくわからない感情だけど、

みんながベッドに並んでいる絵はとっても微笑ましくてなんか嬉しくなった。

 

おそらくベックマンの絵本は初見だと思う。

ひねったところのない単純な文章とかわいい絵でとっても気に入ったので

ミニマリストに憧れてる私だけどそばに置いておきたいと思った絵本だ。