騒音のない世界で本を読む

児童文学好きの読書日記

そっくりな絵本 

とんでもなく暑いので目だけでも涼しくなろうと

図書館で「雪」の文字の入った絵本を探した。

で、借りたのが「ゆきのひのおくりもの」。

この絵本は、うつになって物を捨てまくる前に持っていて

お気に入りでよく部屋に飾っていた絵本だ。

 

               

 

私が持っていたのとは本の大きさ、表紙のデザインが違うし、

タイトルもなんか違うような気もするけれど、

絵とあらすじは同じだからセンダックの絵本みたいに出版社が変わったのだろう。

と思って家に帰って読んだのだけど、なんかちょっと違和感。

しっくりこないのでAmazon

「ゆきのひのおくりもの」を検索してみるもやっぱりこの絵本。

 

タイトルが違うのかもと、昔、持っていた絵本のタイトルを必死に考えて

「しんせつ」という言葉が入ってたことを思いだし検索したら出てきた。

「しんせつなともだち」という絵本。私が持っていたのはこっちだ。

やっぱり、出版社が変わってタイトルを変えたのか~とよくよく見てみると、

なんと作者も挿絵画家も別人! まったく別の絵本、国も違う。

 

「ゆきのひのおくりもの」はフランス。

「しんせつなともだち」は日本。

あらすじはほぼ同じ、ディティールの違いはあるけれど

うさぎの絵なんて、そっくりどころかまったく同じなのにこれってどういうこと?

どちらかがパクったとしか思えない。

年代が古いのはフランス。ということは・・・?

パクったんじゃなくて、影響を受けて描いたってこと?

いやいやいやいや・・・それにしてはそっくりすぎる。

これって本当にどういうことだろう?